表参道の岩切駅より5キロの道は桜の名所であり、途上、高森山には
国指定史跡「岩切城趾」、「県民の森中央記念館」等があり、沿道の桜
並木は、春にはさながら桜花のトンネルを行くが如く壮観である。また、
鎌倉時代の磨崖仏や板碑で名高い岩切東光寺門前から青麻道石の
あたりの七北田川沿の道は、往古の「奥の細道」であるという。

 仙境そのものの境内は、清水が湧き清流となり、春は桜に若葉、秋は
紅葉の清遊地である。又境内に続く南側の丘には、国際森林年を記念
して県内六十九市町村(当時)の樹木を植栽した「市町村の森」がある。

 中参道は利府町神谷沢より入り、途中「宮城県青少年の森」「湿地植
物園」「フィールドアスレチック施設」がある。

 裏参道は利府町沢乙より入り、途中には「式内社 伊豆佐比賣神社」
「菅谷不動尊」「名湯沢乙温泉 沢乙うちみ」「県総合運動公園」等があ
る。


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表参道 JR岩切駅下車入山、県民の森経由5km 駅前にタクシー常駐
仙台市営バス・宮城交通バス今市橋下車入山、
県民の森経由4km
中参道 利府街道県民の森信号より入り利府町神谷沢経由4km
裏参道 JR利府駅下車沢乙、入菅谷経由6km
又は宮城バス湯場下車2km



 周辺の岩切・利府地区は多賀城・塩釜に隣接し、古くから交通と開拓の要地として開け、古代から中世・近世に亘る多くの遺跡や伝承の宝庫である。

 神社近傍には、かって古屋敷・五軒茶屋・古塚等の地名があり、鉄の金滓の出る畑地や石矢の根の発見もあり、古くは黒川・加美を経て奥に至る間道であったと推察される。


青麻神社秋景

県民の森

岩切城跡